大手スーパーのイオンは11日、傘下の「イオン銀行」(本社・東京)が金融庁から銀行業の営業免許を取得したと発表した。小売りが設立した銀行としては、セブン&アイ・ホールディングス傘下のセブン銀行に次いで2例目となる。セブン銀は決済を中心事業としているのに対し、イオン銀はショッピングセンター(SC)内に有人店舗を構えて、住宅ローンや投資信託など個人向けの総合金融サービスを提供する。
20日から、イオンが運営するSC約80店舗と子会社のイオンクレジットサービス約200店舗で口座申し込みを受け付ける。29日にはジャスコ品川シーサイド店(東京都品川区)とイオン津田沼ショッピングセンター(千葉県習志野市)に有人店舗を開く。今後5年で130店舗を出店し、420万口座、預金残高1兆1000億円の獲得を目標としている。
有人店舗は基本的に年中無休で午前9時~午後9時まで営業する。
また、現金自動預け払い機(ATM)は5年をめどに2300台を設置する計画だ。ジャスコなど傘下のスーパーやコンビニエンスストアのミニストップにも設置を検討する。自行ATMからの入出金手数料は祝日や時間を問わず無料とする。キャッシュカードにはイオン独自の電子マネー「ワオン」も搭載する。
在宅ビジネス掲示板
Thursday, October 11, 2007
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